「退職代行でスムーズに辞められるはずだったのに、トラブルになった…」
「会社から連絡が止まらない!」
「書類が届かず、次の仕事に困った…」
実は、退職代行を使えば必ずうまくいく…わけではありません。
間違った業者を選んだり、準備不足のまま頼んでしまうと、余計に面倒になることも。
この記事では、これまでによくある失敗例とともに、
退職代行で絶対に失敗しないために知っておくべき注意点 を、徹底的にわかりやすく解説します。
「退職代行って大丈夫なの?」と不安なあなたも、この記事を読めば安心して一歩踏み出せます。

【実は多い】退職代行を使ったときの失敗パターン
退職代行サービスは便利な一方で、次のような失敗が意外と多いです。
よくある失敗例
- 代行業者が交渉できないことを知らず、有給や残業代が取れなかった
- 「即日退職OK」と言われたが、会社に認められず無断欠勤扱いに…
- 書類が届かず、失業保険の手続きができない
- 追加料金が発生して高額請求された
- 会社から本人に直接連絡がきたのに、業者が何もしてくれなかった
こうしたトラブルを防ぐには、業者選びと事前準備がすべて です。
【失敗しないための】退職代行サービス利用時の5つの注意点
1. 弁護士・労働組合・民間業者の違いを理解する
退職代行には3つのタイプがあります。
種類 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
弁護士運営 | 有給消化・未払い賃金・退職金交渉までできる | 法的トラブルが心配、しっかり交渉したい |
労働組合運営 | 有給や残業代請求の交渉ができる | 費用を抑えつつ交渉したい人 |
民間業者 | 「退職の意思を伝える」だけ。安いが交渉不可 | すぐに辞めたい、トラブルがなさそうな人 |
💡 交渉が必要かどうか で選び方が変わります。
「有給が残っている」「残業代を請求したい」「揉めそう」なら、交渉できる業者を選ぶことが大事です。
2. 非弁行為(違法行為)の業者に注意!
民間業者の中には、弁護士資格がないのに交渉までしようとする悪質な業者もあります。
これは「非弁行為」といって法律違反。
非弁行為をする業者に頼むと…👇
- 交渉自体が無効
- あなた自身が損をする
- 最悪の場合、会社とさらに揉める
✅ 有給・退職金・残業代を請求する場合は、必ず弁護士または労働組合のサービスを選びましょう。
3. 「即日退職OK」は要注意!退職日を確認しよう
退職代行サービスの広告でよく見る「即日退職」。
しかし、即日退職できるかどうかは法律と就業規則次第 です。
- 民法627条では「退職の2週間前に申し出ればOK」
- アルバイト・日雇いなら即日退職できるケースも多い
- 正社員でも有給を使えば即日退職が可能な場合あり
✅ 必ず就業規則を確認して、業者に「即日できる根拠は?」と聞きましょう。
4. 書類手続きまでしっかりサポートしてくれる業者を選ぶ
退職後に必要な書類👇
- 離職票
- 源泉徴収票
- 雇用保険被保険者証
- 年金関係の書類
これらがないと、失業保険の申請や転職活動で困ります。
💡 「必要書類の受け取りまで対応します」と明記されている業者を選びましょう。
💡 できれば「書類送付先の指定」ができる業者が安心。
5. 料金体系と返金保証を確認する
退職代行サービスの料金相場は2万円〜5万円。
しかし、あとから「追加料金」や「オプション費用」が発生する場合もあります。
✅ 追加料金なし
✅ 返金保証あり(もし退職できなかった場合)
✅ 料金表が明確に出ている
この3つは必ず確認してください。
【さらに安心】トラブルを防ぐために準備しておくこと
利用前にこれだけはチェック👇
✔️ 会社の就業規則を確認
✔️ 有給残日数の確認
✔️ 貸与物(パソコン、制服など)のリストアップ
✔️ 私物の持ち帰り
✔️ 書類の送付先(自宅以外も指定できるか)
これを事前に準備しておくだけで、トラブルのリスクはぐっと減ります。
【まとめ】退職代行で失敗しないために大切なこと
✅ 安いだけで選ばない(交渉できるか、非弁行為がないか)
✅ 即日退職の可否をきちんと確認する
✅ 必要書類の受け取りまで対応してくれる業者を選ぶ
✅ 料金体系が明確で追加料金がないか確認する
✅ 退職日や手続きの流れを自分でも理解しておく
あなたの「辞めたい」という気持ちは大切です。
でも焦らず、正しい準備と選び方で、スムーズに安心して次の一歩を踏み出しましょう。
