「辞めたい」でも言い出せない。その苦しみ、よくわかります
こんにちは。
この記事を書いている私は30代の男性、いわゆる「普通の会社員」です。
もし今あなたが、
「もうこの会社で働くのは無理だ」
「辞めたい。でも自分で言い出す勇気がない…」
そう悩んでこの記事にたどり着いたなら、かつての私と同じ気持ちです。
私はほんの少し前まで、
✅ 毎日終電帰り
✅ 休日も仕事の電話が鳴り続ける
✅ 上司のパワハラと無茶ぶり
✅ 「辞めたい」とすら言えない職場の空気
そんな環境で、心も体もすり減らしながら働いていました。
「30代だし、ここで辞めたらもう次がないんじゃないか…」
「男なのに弱音を吐くなんて情けない」
そんなふうに自分を責め続けて、辞めたくても辞められないまま、気づけば限界寸前。
それでも無理に出社し続けていました。
この記事では、そんな私が退職代行を使って無事に会社を辞められた実体験を、正直にお話しします。
「もう頑張れない」「辞めたいけど怖い」
そんなあなたの不安が、少しでも軽くなれば嬉しいです。

「辞めたい」と思いながら言い出せず、毎日がしんどかった
社会人になって10年以上。
上司からは「お前がいないと困る」「根性が足りない」とプレッシャーをかけられ、
人手不足の部署で何でもかんでも押し付けられる日々。
- 休日出勤は当たり前
- 有給はほぼ取れない
- 仕事が終わらないのは「お前の段取りが悪いから」
そう言われ続け、逃げ場がありませんでした。
何度か「辞めたい」と考えました。
でも30代という年齢、家族や生活のことを考えると、
「次の仕事が見つからなかったらどうしよう」
「今辞めたらダメ人間だ」
そんな考えが頭をぐるぐる回ってしまい、結局は何も言えずに我慢する毎日。
何より怖かったのは、
「辞めます」と上司に言ったとき、どんな反応をされるのか。
怒鳴られるのは目に見えていました。
「どうせ辞めさせてくれない」「辞めるなんて甘いと言われる」
そう思って、毎日心をすり減らしていました。
心と体が悲鳴をあげた朝。「もう無理だ」と気づいた瞬間
ある朝、いつものように出勤しようとしたとき、
体がまったく動かなくなりました。
何度目覚ましを止めてもベッドから起き上がれない。
気持ちだけは「行かなきゃ」と焦るのに、体が動かない。
無理に立ち上がろうとすると、涙がポロポロとこぼれてきました。
「このままじゃ本当に壊れる」
そのとき初めて、そう思いました。
「退職代行」という存在を知り、人生が動き出した
その日、ネットで「辞めたい 言えない」と検索していて初めて知ったのが、
退職代行サービスの存在でした。
最初は正直、半信半疑。
「30代にもなって、こんなの使っていいのか?」
「本当に辞められるの?」
「逆にトラブルにならない?」
そんな不安だらけでした。
でも、いろいろ調べてみると、
- 法律上、退職は労働者の自由(会社の許可は不要)
- 実際に20代・30代で利用する人が増えている
- 精神的に追い詰められている人のためのサービス
ということがわかりました。
「今、ここで行動しなければ、壊れてしまうかもしれない」
そう思い、意を決してLINEで無料相談をしてみたのです。
【利用した感想】退職代行に相談しただけで、肩の力が抜けた
選んだのは労働組合型の退職代行サービス。
理由は、ただ辞めるだけでなく、
有給取得や未払い残業代の交渉もしてもらえるからでした。
最初の相談はLINE。
「電話じゃなくてよかった…」と心底思いました。
担当者はとても丁寧で、
✅ 現在の勤務状況
✅ 辞めたい理由
✅ 退職希望日
✅ 有給の残り日数
を聞きながら、こちらのペースに合わせて話を進めてくれました。
「会社と一切連絡を取らなくて大丈夫ですよ」
「すべてこちらで対応します」
そう言われたとき、はじめて心が少しだけ軽くなりました。
【退職当日】怖かった上司とも一度も話さず、無事に退職
申し込んだ翌日、退職代行が会社に私の退職意思を伝えてくれました。
その結果──
✅ 上司からの連絡は一切なし
✅ 出社する必要もゼロ
✅ 書類はすべて郵送で対応
信じられないくらいスムーズに、
あれほど怖かった「辞めます」の一言も言わずに退職できたのです。
後日、会社から離職票や源泉徴収票が郵送で届き、正式に退職が完了しました。
【使ってみて本当に思ったこと】退職代行は甘えじゃない。「助けを借りる」という選択
「自分で言うべきだ」
「大人なんだからちゃんと話すべきだ」
確かに、まともな職場ならそれでいいでしょう。
でも、パワハラ・無理な引き止め・人格否定…
そんな相手に自分ひとりで立ち向かうのは、
ただの「正論」じゃなくて「無理して壊れる危険」なんです。
退職代行は、甘えじゃなく、自分を守るための手段です。
もしあのとき利用していなかったら、
私は今ごろ本当に働けなくなっていたかもしれません。
「辞めたい」と言えないくらい追い詰められている人ほど、
使っていいサービスだと、心から思います。
【今、辞めたいと思っているあなたへ】自分を責めなくていい
もしあなたが今、
「辞めたい。でも言い出せない」
「こんなことで悩むなんて、自分は弱いのかな」
そんなふうに自分を責めているなら、はっきり伝えたい。
あなたは弱くなんかありません。
むしろ、限界ギリギリまで頑張りすぎています。
会社は人生のすべてじゃありません。
辞めたって、あなたの人生はこれからいくらでも取り戻せます。
一人で抱え込まなくていい。
助けを借りていいんです。
無理しないでください。
あなたが心から「辞めてよかった」と思える日が、一日でも早く来ることを願っています。
